歯ならびの相談に来られる方のほとんどは見た目の問題から
治療を希望される方がほとんどです。
もちろん見た目に悪いというのは大きな問題ですが、歯列不正は
「歯の寿命を短くする」というもっと大きい問題をかかえています。
この写真のような歯ならびの人が一生涯健康なお口で過ごすことができるでしょうか?
この状態でお口の清潔を保ち、歯と顎に負担を掛けないというのは至難でしょう。
できるなら若い間にまっすぐな歯並びに治して清潔を保ちやすくするのが、一生を通して考えれば
「苦痛が少なく、安全で、安上がりな方法」だと考えています。
せっかくきれいな歯並びになってもお手入れをしなければ
虫歯や歯周病になってしまいます。
歯の間や奥歯の裏側など歯ブラシをしていても磨き残しは
必ずあります。「磨き残し」が固まって「歯石」になってしまうと自分で歯ブラシ
しても取ることはできません。
定期検診でお口のクリーニングを受けてください。訓練を受けた歯科衛生士がお口のよごれをお掃除します。
歯が痛くなった時しか歯科医院に行かない人には「無駄な手間」と思われるこのシステムは良質な歯科治療を
提供している歯科医院には必ず「リコールシステム」として存在しています。
統計的にも定期的に検診やクリーニングを受けている人が歯を失う頻度は、そうでない人に比べて明かに少なく
なっているのです。
28本(あるいは32本)の歯で顎の力を支えていたものが、数が減ってしまえば残ったものの負担が増えて
たいへんです。「リストラで職員の人数が減ったのに仕事の量は変わらない」といったことがお口の中でも
おきています。歯は夜中も働いて、そのうち過労死するものもでてきます。
だんだんと数が減って、手が足りないので義歯などのアルバイトを採用します。中には上手に働いてくれる
者もいますが、本業ではありませんのでなかなかうまくいきません。正社員である顎の骨や残っている歯の状態
が悪ければアルバイトはまじめな人でもトラブルがおきます。
自分の歯とそれを支える骨が少なくなるにつれて問題は複雑になります。それを防ぐことができるのは
患者さんの努力と定期的なクリーニングだけです。
toyama-shi futakuti-machi 4-4-2
tel 076-493-7399